プリンス Prince
ドレスウォッチラインであるチェリーニのモデルで、レクタングルケースが特徴的です。現行モデルは5つのダイアルがあり、ムーブメントの仕上げもそれぞれのコンセプトに応じて仕上げが施されるほどの念の入れ様です。ケース素材はイエロー・ホワイト・ローズと全て18Kゴールド製で、ダイアルには美しい彫金が施されています。
歴史的には1928年に登場したモデルで、秒針が独立していて非常に見やすいこともあり、医者が脈拍を測るのに重宝したことから、ドクターズウォッチの異名をもったそうです。1940年代の終わりにディスコンとなってしまいます。
その後、ロレックスがイギリスのロンドンに本拠地を移してから100周年ということで、2005年に開催されたバーゼルフェアにて、メモリアルモデルとして現代に復活しました。
復活した現行プリンスは手巻き式で一見オーソドックスかと思いきや、ロレックス初となるシースルーバックを備えていたりと意欲的なところもあります。オマージュと革新が同居する、まさにロレックス100年の記念にふさわしいモデルといえますね。
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