裏スケルトン Seethrough-Back (Clear Caseback)

日本では裏スケとも略されるもので、海外ではシースルーバックとかクリアケースバックと呼ばれます。裏蓋中心部をくりぬきサファイアガラスなどをはめ込んだもので、ムーブメントの各部の動きが見えるなど、視覚的に楽しめるものになっています。

裏スケでないものにくらべて防水性能が落ちますので、裏スケを採用することでケース厚が増す傾向にありますね。仕様で裏スケの場合は構いませんが、改造などで導入した場合はメーカー発表の防水性能も保証もなくなってしまうことは覚悟しないといけないでしょう。

ここからは個人的見解です。自分しか見えないのに裏スケなど意味がないと言われる方もいらっしゃいますね。もちろんその方は自分の価値観に忠実で構わないと思いますが、愛好家の意見としては、時計の脱着時にチラリと見えるだけでも結構良いものです。さらには見えないところに手をかける江戸っ子気質とでも言いましょうか。半纏の裏地に刺繍を入れる感覚で自己満足もいいと思いますよ(笑)

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