カーヴェックス工法 Curvex
腕時計のケースが手首の形状にフィットするように設計されたもので、手首の丸みに合わせて時計ケースがカーブを描いているものです。搭載されているムーブメントは基本的に湾曲していませんが、中には同じようにカーブしているものもあります。
1930年代にアメリカの時計メーカーであるグリュエン(GRUEN)が開発したといわれています。アールデコの流れを汲むデザインやダイアルによくマッチすることで人気が出ました。グリュエンの代表的モデル「カーヴェックス」の名前がそのまま工法として残っていることからもその当時の人気が分かりますね。
現代ではフランクミュラーのトノーカーヴェックスが有名ですね。フランクミュラー本人がデザインしたといわれるこのモデルは、FMの代表作といっても良いでしょう。
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トノーケース