レギュレーター Regulator

そもそもは時計技師が機械式時計の調整や、その精度を測るために使用された精密時計の事を指します。別名”標準時計”とも呼ばれるこの精密時計は、時針・分針・秒針がダイアル上で別々の位置に配置されていました。丁度中三針と対極にあるイメージですね。時刻は読みづらいでしょうが、その方が秒針や分針を読みやすかったのでしょうね。

このバラバラの配置をデザインとして腕時計に採用したものがあります。名前は同じレギュレーターです。同じ読み方なので混同しがちですが、その生い立ちから見れば同じものだと認識してよさそうですね。デザインとしては非常にクラシカルで優美です。ただ、時刻が分かりづらいのが難点でしょうか(笑)

※写真はハミルトンのレギュレーターオートマティックです。


前メニュー(ラ行)に戻る

Sponsored Link