マイクロローター Micro Rotor
一般的な自動巻き時計に搭載されているローターと比べ非常に小さいのが特徴で、大きさは約１ｃｍほどで大変かわいらしいです。ムーブメントをローターで覆うことなく魅せることができるので、エングレーヴィングや裏スケルトンと組み合わせることが多いです。上のものはロジェデュブイのムーブメントですが、視覚的にも凝ったモノに仕上がっているのが分かりますね。それにしてもツインマイクロローターは驚愕ですね（笑）
一般的なローターがムーブメント中央を軸にしているのに対して、マイクロローターは中心からずれていることが多いです。ローターは遠心力が大きいほど巻き上げ効率が上がるのが一般的ですが、マイクロローターはサイズからみても非効率的ですから、高価格帯モデルでは貴金属などを用いて重量を稼いでいます。
パテックフィリップ・ランゲ＆ゾーネ・ロジェデュブイ・ショパールなどでみることができます。見た目にもプレミアム感がありますし、高価格帯の魅せるムーブメントで採用されることが多いですね。
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