NASA時計テスト NASA Watch Test

アメリカ航空宇宙局(NASA)は人類史上初めてとなる月への有人宇宙飛行を企てていました。実際に宇宙での使用に耐えうる時計、特にクロノグラフを指定して性能テストを行いました。噂ではNASA職員が街の時計屋で購入したそうです。なんとも悠長な話ですね(笑)

テストの内容としては高低温に対する耐性・耐衝撃性能・耐圧力性能・耐振動・異常な酸素濃度への耐性など11にも及ぶ項目でテストされました。

全部で10社の時計を吟味したといわれていますが、最終テストには2本の時計が残りました。ロレックス・コスモグラフとオメガ・スピードマスターだったそうです。結果、見事に宇宙時計の栄光を勝ち取ったのはオメガでした。スピードマスターのクラシックモデルはムーンウォッチとして今でも親しまれていますね。

そして、NASAは1961年から1972年にかけ6回の月面着陸に成功しました。人類史、宇宙開発史上稀に見る偉業はオメガスピードマスターとともに達成されました。


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