ジュネーブシール(スタンプ) Geneva Seal (Stamp)

1886年にジュネーブ天文台の時計作動検査に関する法律が可決したことを受けて事実上スタートした制度で、ジュネーブでの時計産業の保護を目的とした制度です。ジュネーブスタンプとも呼ばれます。

当初の制度についてですが、ジュネーブで製造されたムーブメントであることと、細かな仕上げ処理などがきちんと施されている美しいムーブメントであるか否か、といった審美的な審査が行われるのが原則でした。ですが、制度は形骸化し、ジュネーブに本社があればいい、1回検査を通ればあとは検査なしのフリーパスといった運営内容に疑問がでてきました。さらにジュネーブシールを取得したムーブメントは、希望すれば何の検査もなしにクロノメーターの称号を取得できたことも疑問視されていたようです。

2013年6月以降は、制度を大幅に見直した新ジュネーブシールに移行しました。ムーブメントだけを審査していた旧制度とは違って、ケースに収めた状態でトータルに審査するようになりました。さらに審査項目を増やして、精度・美しさ・産地・工法・機密性などについても厳しく審査を行うようになったそうです。

クロノメーターをも凌ぐほどの高品質の証となったのかもしれませんね。

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クロノメーター カリテフルリエ

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