チュードルの日本仕様ブレスレット 詳細写真を入手!

リーベルマンが正規輸入をしていた1970年代に日本国内のみで正規に流通したジャパンブレスについて、現物を見ていないので詳しくは分からないと書きましたが、とある方から貴重な写真を頂きました。どなたかはのちほどお知らせしますが、某時計メンテナンス店を運営されている方です。

その方も長いこと時計師として経験を積まれてきた方なので、かなりのパーツストックがあるそうです。そのなかになぜかこのチュードルのジャパンブレスがデッドストック状態であったそうです。なぜでしょう?不思議ですねぇ(笑)

さて肝心のブレスですが、素材はステンレスでかなり薄いことが分かります。コマのつなぎもネジ式ではなく割りピン式です。クラスプのバネ板にはTUDORの文字はありません。完全オリジナルであることが分かりますね。

ブレス表面はサテン仕上げで、ブレスの面取り部とサイド、クラスプのサイドはポリッシュ仕上げです。フラッシュフィットも板を曲げただけのものですが、写真で見る限りは結構きれいに見えるんですよね(笑)

最後になりましたがこの貴重な資料を提供いただきましたのは、時計修理とカスタムを業とされているゼンマイワークスの佐藤さんです。独立されてまだ1年あまりだそうですが、独立前は一新時計株式会社で修理を担当されていました。また、パテックフィリップ社のスイス本社で行われる研修では国内最高峰のLEVEL3を取得(今は無効になっているそうです)されたとか。同氏はアワーオブラブなどで有名な独立時計師、アントワーヌ・プレジウソ氏や時計ジャーナリストの広田雅将氏とも親交がある方で、時計業界では結構有名な方だったりしますが、そんな方が全力で面白いことをやっているという感じですね。興味がありましたらぜひゼンマイワークスさんのウェブサイトなど覗いてみてください。

ゼンマイワークス公式ウェブサイト
東京都中央区八重洲 2-11-7 一新ビル 2F
03-6262-3889
お問い合わせの際は「えーすのサイトをみた」と言うと割増料金になったり、追加料金が発生するかもしれませんので言わない方がいいです。

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