チュードル コラボレーションモデル

腕時計の販売戦略において、異業種のイベントや有名人とのコラボレーションは非常に大きな意味を持っています。その後のモデル展開やブランドイメージに直結すると言っても過言ではないでしょう。ここではチュードルが行ってきたコラボについてみて行きたいと思います。

■タイガーウッズとのコラボレーション

1996年に登場してからの1年で、マスターズを含む7大会で優勝するという華々しいデビューを飾ったタイガー・ウッズとのコラボです。2000年前後から登場して大きな話題となり人気商品になりました。その人気のため発売当初は入手困難となったほどです。クロノタイム・ハイドロノート・レンジャーが確認できていますが、ダイアルに”TIGER”と書かれています。あとは外箱や冊子もタイガー仕様のものがありますが、正直どれだけです。何が流行るかわかりませんね(笑)

そんな同氏ですが2009年に不倫が発覚しました。この騒動が原因とはいいませんが、今ではダイアルにタイガーの文字があると査定も安くなるとか。所謂ノンタイガーのほうが人気商品となっています。個人的な提案ですが、アントワーヌ・プレジウソ氏のHours of loveとコラボをして裏スケの中で活躍するといいと思います。


■ポルシェとのコラボレーション

2009年にデビューしたグランツアーです。チュードルが Porsche international one-make Series の公式スポンサーになった事を記念したポルシェとのコラボモデルです。登場時はシンプルな3針とクロノグラフがラインナップされていました。ベゼルの色も黒と白があったのですが、2011年にケース形状などが変更された時に消えてしまったようです。その2011年のバーゼルではフライバック機能を持つ2カウンタークロノも追加されて3種類のラインナップとなりました。


■ドゥカティとのコラボレーション

ファストライダーシリーズはアウディ傘下のバイクメーカーとのコラボモデルです。そもそもはイタリアのボローニャを拠点としたメーカーでレース等にも積極的に参加していましたが、2012年にドイツのアウディに買収されてしまいました。展開はクロノグラフのみで、そのリューズとプッシャーはエンジンのピストンをモチーフとして象っています。さらにケース9時側にはドゥカティのロゴを模した日付送り用のコレクターもついていてドゥカティファンも納得の作りです。

SSケースのモデルとして登場しましたが、セラミックケースやPVD仕様も発表されており、ラインナップが非常に豊富なのもファンとしてはうれしいです。今後のモデル展開が楽しみですね。

特集スペシャル一覧に戻る

 
Sponsored Link