Overhaul Ref.18238 オイスターパーペチュアル デイデイト

この情報はパースさんから頂きました。ありがとうございます。YG無垢のデイデイトRef.18238で、シャンパンGダイアルですし見た目的にも平凡なデイデイトといっていいでしょう。E番ですから1990〜1991年の個体ということになります。現状はトリチウム夜光が乗っていますのでおそらくオリジナルコンディションでしょう。しかしながら夜光の変色もなく大変きれいな状態を保っています。外装も目立った傷等はなさそうですし、目視できる範囲の状態はかなり良さそうです。

今回はO/Hとダイアル交換を行われたようですが、前述の通りケースやブレスレットの状態がかなり良いので外装は研磨ナシで依頼されました。ダイアルをアイボリーピラミッドローマンに変更されたようですが、平凡だったデイデイトが爽やかで上品に生まれ変わりましたね。ダイアル上のピラミッドのような凹凸が見る角度により様々な表情を見せてくれることから大変人気のあるダイアルです。ダイアルや針に夜光がなく、非常にドレッシーで上品な印象をもちます。

料金をみるとかなり安いことに気付きます。その理由は2つ。1つ目は、この年代の国内正規品にはO/H基本料金の割引が約束されたギャランティが存在することは皆さんご存知のとおりですが、このデイデイトには基本料金が半額になるギャラが付属していましたので約27000円もの値引きがなされています。2つ目の理由はリューズとそこに付属するチューブの状態が良かったこともあり、交渉の末、なんとか交換ナシでO/Hをしてもらったようです。ただし、防水検査をパスしなかった場合は交換をすることがO/Hの条件だったそうです。デイトナなどでも同じように交渉次第ではリューズやプッシャーの交換を回避できる場合があるそうです。O/Hとダイアル交換をして10万円以内に収まるところをみると、改めて半額ギャラの実力に感心させられますね。
最後に、バネ棒がなぜSS製なのかについて書いておこうと思います。ロレックスでは時計ケースやブレスレットと同一素材のバネ棒を使用しております。ですのでこのデイデイトに使用されているバネ棒はYG製なのですが、将来レザーストラップとレザー用クラスプを購入して使えたいという思いがあり、そのときのために購入しておいたそうです。

ではなぜSS製でなければならないのか。このDDにはラグの横穴はありません。YGブレスの裏側には工具でブレスレットを外すための溝が彫られています。その際に工具を引っ掛ける爪がかなり内側に設定されているんですね。このバネ棒を使用してレザーストラップを取り付けてしまうと、バネ棒ハズシを引っ掛ける爪まで工具が到達せず、ストラップを破壊しないと取り外しが出来ない状態になってしまいます。ですので爪が丁度ラグのところに位置するSS製を使う必要があるんですね。説明が下手で申し訳ない^^;
情報提供 | パースさん |
モデル名 | デイデイト |
モデルNo. | Ref.18238 |
シリアルNo. | E****** |
処理日 | 2015年2月 |
取扱店 | 丸の内サービスセンター |
メンテナンス項目 | 数量 | 単価 | 金額 |
オーバーホール料金 | 1 | 55,000 | 55,000 |
Bracelet関連技術料金 | |||
バネ棒交換 | |||
Springbar SS 20MM | 2 | 500 | 1,000 |
Dial関連技術料金 | |||
針交換 | |||
H.M.Hands YG 13038 | 1 | 9,000 | 9,000 |
針交換 | |||
Center Second YG 18238 | 1 | 3,000 | 3,000 |
Dial交換 | |||
Dial Ivory Roman 18038 | 1 | 47,000 | 47,000 |
値引 | -27,500 | ||
送付手数料 | 0 | ||
小計 | 87,500 | ||
消費税(8%) | 7,000 | ||
合計 | 94,500 |
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