コスモグラフデイトナ 小冊子 Booklet:Cosmograph Daytona
コスモグラフデイトナを購入した時に付属している小冊子です。時代によりデザインが違うのでコレクターも多いようです。小冊子なのに十数万円で取引されているのも驚きですね。世界中にマニアが多いデイトナならではといえます。私の知らないものもありそうですので、もし何かご存知の方は是非ともご一報ください。
古いものほど高額なのは仕方がないと思いますが、古いというだけではなく、5桁時代以前のもののほうが嗜好が凝らされていて見ていて楽しいですね。
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１９６７年から１９７０年までの存在を確認しています。この頃のロレックスは全てのモデルがこのデザインに統一されていました。緑のベースにシンボルとなる写真が描かれています。６２３９・６２４１から６２６２・６２６４の時代にかけて付属していたようです。６２６５・６２６３が１９７０年に登場しますので、そのときまで発行されたのでしょう。
状態を問わなければ入手は可能ですが、レプリカもかなりの量が流通しています。真贋について詳しく解説された海外のサイトもありますので、そういったサイトを参考にしながら本物を捜し求めるのも一興でしょうか。価格についても決して安くはありません。もし安い出品があっても飛びつくべきではないでしょう。 見分けるポイントはフォントや写真・印刷のクォリティのようです。
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| １９７１年ごろから１９７５年まで確認しています。年代的には５０ｍ防水が実装されたRef.６２６３や６２６５の時代ですね。驚異的なプレミアムをもつこの時代のモデルですから、付属品である小冊子といえどかなりの高額です。状態のいいものはなかなか出てきませんし、コレクターも多いので出物はすぐになくなってしまいます。また中国製のレプリカも多く存在し、付属品といえども確かな目が必要といえるでしょう。 |
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| １９８１年から１９８２年まで存在を確認しています。まだこの時代はRef.６２６３と６２６５の時代です。この頃のデイトナは５０ｍ防水というのが定説なのですが、この頃の小冊子には１００ｍ防水と謳うものもあります。はたしてコレがミスプリントなのか、それとも本当に１００ｍ防水だったのかはわかりません。現在では比較的容易に手に入ります。もちろん安くはありませんが状態のいいものも手に入れやすいようです。もちろんレプリカもありますので注意は必要です。 |
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１９８４年のみ確認しています。時代的にはまだ4桁デイトナの時代ですが、おそらくエル・プリメロデイトナのデビューまでこの絵柄だったと思われます。私は車について明るくありませんのではっきりとは言えませんが、表紙に描かれている車はポルシェのように見えますね。海外ではポルシェ９２８に違いないという記事を見たことがあります。
この冊子もかなりレアです。発行期間が短かったからだと思いますが、ほとんど見かけることはありませんし、たまに海外のオークションなどで高額で取引されています。 |
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| １９８８年から１９９９年まで存在を確認しています。この期間はちょうどエルプリメロベース・デイトナの時期と合致します。エルプリデイトナであればこの冊子が付属すると考えて間違いないようです。ゼニス社から供給を受けたエルプリメロにデチューンを施して登載されていました。ロレックス最後の社外ムーブメントとして今でも大変人気があるモデルです。しかし冊子については数が多いこともあってかそんなに高くありません。日本国内でもかなり見かけますので入手は容易といえます。 |
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２０００年から２０１２年まで存在を確認しました。記念すべきミレニアムに発売された６桁デイトナに付属していたものです。この時代からデイトナのムーブメントは自社製となりました。そのためか供給量も安定しています。全モデルが６桁化と同時に、この緑一色の小冊子に変更されました。個人的には５桁時代の趣向を凝らしたものが好きですね。このうっすらと見えるデイトナの絵柄は、型押しのエンボス加工となっています。
この冊子についてはまだ比較的新しく、数が多く出回っているというもあって、入手はかなり簡単です。デザインがいまいちなのでコレクターも興味がないのかもしれません。とはいえ数年経てば分からないのがロレックスです。欲しい方は今のうちに揃えておきましょう。
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| ２０１３年ごろからお目見えしてきました。現行の冊子です。直前の冊子は突如縦向きに変わったのですが、不評だったのかまた横向きに戻っています。です が、表紙は相変わらず無機質な感じで、時計が使われている風景を想像できるようなものにはなっていません。モデルごとに違いを設けるのはやめたようですね。まだまだ新しいこともあってか、２０１４年現在、逆に入手はしづらいかもしれません（笑）マニアもまだ見向きもしないでしょうから今のうちかもしれませんね。 |
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